
日本の最北端に位置する北海道は日本有数の魚介の宝庫。そのため新鮮でおいしいお寿司をリーズナブルに食べられると人気です。「魚っ酒(うおっしゅ)札幌店」は、「北海道のおいしいお寿司をおなか一杯食べたい」という希望を叶えてくれるお店です。ネタの種類も豊富な魚っ酒の寿司食べ放題から、特に食べてほしいおすすめの寿司ネタを一挙紹介します!
旬の魚をリーズナブルな料金で食べられる「魚っ酒」

「魚っ酒」は、JR札幌駅徒歩3分、地下鉄さっぽろ駅24番出口から徒歩1分のNC北専北三条ビル地下1階にあります。ビルの入り口に魚のマークの看板が出ていますので、目印にしてください。

札幌には寿司屋がたくさんありますが、食べ放題のお店は数件しかありません。水産資源の減少で高騰が続く中、「魚っ酒」は、漁港から仕入れた旬の魚をリーズナブルな料金で提供してくれる数少ないお店です。お寿司はもちろん、お造り、煮付け、炒め物、揚げ物など様々な調理法を駆使して、おいしい魚を提供しています。

店内にはテーブル席のほか、4〜5名で利用できる個室を用意。プライベート空間で周りを気にせずに食事を楽しむことができます。

泉大地店長に、「魚っ酒」の特徴を紹介してもらいました。
「当店は、食べ飲み放題をメインにしており、和食、海鮮、肉料理、鍋物など幅広く料理を提供しています。寿司食べ飲み放題はいくつかのプランに分かれており、曜日や入店時間、価格によって内容が異なります。最初におまかせのスターター5貫を召し上がっていただき、そのあとに食べ残しがないよう5貫ずつ注文いただきます。
食べ飲み放題の時間は120分で、フードのラストオーダーが45分前、ドリンクのラストオーダーは30分前になっています。飲み放題はソフトドリンク、日本酒、ワイン、カクテルなど多彩。お寿司の種類もたくさんありますので、どなたでも楽しんでいただけます」
メニューすべてを食べつくす!?

今回は、もっともたくさんのお寿司を食べることができる「食べ飲み放題コース(3,700円)」の食べつくしに挑戦しました。なお、メニューは日本語表記のみのため、注文する際は本記事を参考にしてください。また、仕入れの状況などによって品切れの商品もありますのでご注意を。
注文はテーブルに設置されている用紙に記入して、ベルでスタッフを呼び出して渡します。外国人には難易度が高いと思いますので、自信がない場合は、言葉で伝えてスタッフに記入してもらうと良いでしょう。
店長が寿司初心者におすすめする最初の5貫

泉店長に最初の5貫を選んでいただきました。
「寿司初心者でも抵抗なく食べられる5貫として、寿司の定番であるマグロと癖が少ないハマチ、お店で味付けしているいくらと海鮮ユッケ、捌いたばかりの鯛はいかがでしょうか」
いずれも劣らぬ高級なネタの登場です。特にマグロとイクラは値が張る逸品。ネタは新鮮、シャリも酢が効いていて、次々と頬張りたくなるおいしさ。あっという間にお皿が空っぽになりました。
スターターが食べ終わったら、5種類1貫から注文可能。ほどよいサイズなのでたくさんの種類(ネタ)を味わうことができます。すべてサビ抜きなので、テーブルの上の生わさびをお好みで使ってください。
日本通なら「明太」「かにみそ」を

2皿目に注文したのは、赤貝・サーモン・明太・ねぎとろ・かにみその5貫です。
「明太」はスケトウダラの魚卵を唐辛子で味付けしたスパイシーな味。「かにみそ」はカニの甲羅の内側のペースト状の部位で珍味です。この2貫をおいしいと感じたら、かなりの日本通と呼べるでしょう。
寿司通の間では、「白身魚などの淡白な味から食べ始めて、次第に味の濃いネタにするのがいい」などと言われていますが、食べ放題ではそんなことは気にせず「好きなものをお腹いっぱい食べる」が正解。お寿司を食べ慣れていない方は、メニューを片っ端に食べて、おいしいと思うネタに出会ってください。
個性を放つ4つのお寿司

3皿目は少し雰囲気を変えて個性を意識してみました。最近は肉をネタにした「肉寿司」も増えており、「生ハム」はその一つです。寿司屋で玉子が提供されている理由は謎に包まれており、「玉子の焼き方で職人の腕が試された」など諸説あるものの、明確な理由は分かっていません。「〆さば」は、鮮度が落ちやすいサバを酢で〆ることで、おいしさを保つことができる工夫をしたネタ。「いなり」は甘く煮た油揚げの中に酢飯を詰めたものです。
どれもさっぱりしているので、味の変化を楽しみたいときにおすすめです。
マヨネーズと融合した日本ならではのクリエイティブなお寿司

お寿司にマヨネーズと寿司を融合させた「マヨシリーズ」も、日本ならではのクリエイティブな感覚から生まれた創作寿司です。シャリにもマヨネーズにも酢が使われているので相性抜群。お寿司を食べるのが初めての方は、最初のひと貫に選ぶといいですよ。
今のうちに食べておきたい高級なネタ

続いて選んだのは今のうちに食べておきたい高級ネタ。特に人気のうには、海水の温度などが原因で年々漁獲量が減少している貴重なネタです。芳醇な香りがたまりません。
ほかにも歯ごたえの良いつぶ貝、弾力感がたまらないイカ、甘みたっぷりのほたて、うにの瑞々しいしらすなど、いまのうちに味わってほしい逸品です。これらを食べ放題にしている心意気が素晴らしい。
種類豊富な肉寿司が勢ぞろい

肉をネタにした寿司も種類豊富なので、変化を楽しむために肉寿司を挟むのもおすすめ。牛肉や鴨肉など、これだけ多くのネタを用意しているのは魚っ酒ならでは。聞きなれない名前の「ミスジ」は、肉の真ん中と上下に3本のすじが(三筋)入っていることから、そう呼ばれています。肩甲骨の裏あたりの腕肉で、牛1頭あたり約2㎏程度しか取れない希少な部位なので、お寿司で食べられるのは贅沢の極み!
札幌の地元ライターおすすめのネタ

ラストオーダーが近くなり、これが最後の一皿となりました。お気に入りのネタをもう一度楽しむのもよし、食べたことないお寿司にチャレンジするのもよし。好きなものを自由に選びましょう。

なかでも地元のライターとしてぜひ食べてほしいのが北海道だからこそ食べられる「ほっき貝」。歯ごたえが良く、噛みしめると甘みが広がります。北海道・苫小牧市が日本一の水揚げを誇る名物で、タウリンや、カルシウム・マグネシウム・鉄分などのミネラルも多く含まれているので、旅行中の疲労回復に効果的。ぜひ食べ放題の中の一つに加えてください。
「魚っ酒(うおっしゅ)札幌店」の食べ放題は、お腹が一杯なのに舌が「もっと食べたい」とせがむほどのおいしさでした。お寿司は値段が張るため、種類豊富でおいしい北海道のお寿司をたくさん食べたい方は食べ放題がぴったり! 札幌に来た際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
実施中の新型コロナウイルス感染症対策
店内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/館内換気の実施/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/お客様へのマスク着用のお願い
外国語対応
なし
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魚っ酒 札幌店
- 住所 〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西2丁目1−13 NC北専北3条ビル B1
- 電話 050-5452-1176
営業時間:月〜金、祝前日:16:00〜24:00(料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:30)土、日、祝日: 12:00~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:30)
定休日:年中無休
Text by:Masakazu
※本記事の情報は2022年5月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。