
兵庫県は、北は日本海、南は瀬戸内海に面し、自然に恵まれています。異国情緒あふれる神戸の異人館、中華街、世界遺産・姫路城、そして有馬温泉などの名湯もあり、魅力が目白押しです。当記事では、基本情報や季節情報、おすすめグルメやお土産など兵庫県を観光する前に知っておきたい情報をご紹介します!
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兵庫県とは?人気の秘密と魅力
- 海と山をどちらも楽しめる
- 日本を代表する温泉地が複数ある
- 西洋文化とのミックスも感じられる港町ならではの風情がある
- 日本酒や神戸牛などのグルメを楽しめる
自然とアウトドア

北には日本海、南は瀬戸内海、太平洋に接する兵庫県。近畿地方ではトップクラスの高さを誇る氷ノ山(ひょうのせん)や大きな鉢を伏せたような山頂の「鉢伏山」や、夜景で有名な「六甲山」など有名な山もあります。
自然やアウトドアを楽しめるスポットを紹介します。
1. 六甲山(ろっこうさん)
神戸のシンボルともいえる六甲山。登山やハイキングだけでなく、山頂からの眺めも有名。山上には、神戸や大阪の街などを望める展望スポットがあり、夜はダイヤモンドをちりばめたような輝きが広がる神戸の「1000万ドルの夜景」を望むことができます。冬はスキーやスノーボードが楽しめる「六甲山スノーパーク」、陸上・空中・水上アスレチックが楽しめる日本最大級のアスレチックパーク「六甲山アスレチックパークGREENIA(グリーニア)」などアウトドア&アクティビティが楽しめる施設もあります。
2. 淡路島(あわじしま)
兵庫県南部の瀬戸内海に浮かぶ離島・淡路島。海と山に囲まれた自然豊かなエリアです。離島でありながら、明石海峡大橋を渡って訪れることができ、アクセスしやすいのも魅力です。美しい白砂青松の「大浜海水浴場」、子供から大人まで楽しめる遊園地「淡路ワールドパークONOKORO」、広大な公園「兵庫県立公園あわじ花さじき」などアウトドア施設もあり、自然を満喫できます。
3.但馬(たじま)
兵庫県北部、日本海に面し、山陰海岸国立公園など豊かな自然環境に恵まれている但馬エリア。天気の良い日には日本海を見渡せる開放的なゲレンデが自慢の「但馬牧場公園スキー場」もあります。また、気候条件があえば、雲海に包まれた幻想的な姿を見せることから天空の城で知られる山城「竹田城跡」も人気スポットです。
温泉とリラクゼーション

県内には、全国区の温泉から、秘湯までさまざまな温泉スポットが点在しています。
1. 有馬温泉(ありまおんせん)
関西の奥座敷。「日本三古湯」のひとつとされています。療養泉として指定されている9つの主な温泉成分のうち、7つもの成分が含まれ、世界的にも珍しい多くの成分が混合した温泉です。現在でも昔ながらの情緒あふれる温泉街が広がっています。神戸市(三宮)から公共交通機関で約30分でアクセスできるのも魅力です。
2. 城崎温泉(きのさきおんせん)
関西有数の温泉街。兵庫県の北部にあり、北に2~3kmほど行けばすぐ日本海というロケーション。新鮮な魚介類が美味しくいただけるのも魅力です。開湯1300年以上の歴史があり、エリア内に、趣が異なる共同浴場(外湯)が点在しており、浴衣姿での外湯巡りが魅力です。温泉街の中央を流れる柳並木が美しい「谿川(おおたにがわ)」と石造りの「太鼓橋」は撮影スポットとして人気です。
3. 淡路島の温泉
多彩な源泉に恵まれた淡路島。城下町として栄えた洲本市にある島最大規模の「洲本温泉」や6つの泉源を有する「南あわじ温泉郷」などがあります。島内には、外資系ラグジュアリーホテル、絶景自慢の温泉旅館など、さまざまな宿が点在しています。
歴史と文化

兵庫県は歴史が深く、文化・歴史的なことを学ぶスポットが点在しています。
1. 姫路城
兵庫県を代表する観光名所。世界文化遺産遺産・国宝に指定されています。青空に映える姿が水から飛び立つ白鷺に例えられ、別名「白鷺城」とも呼ばれてみます。城内の建物や庭園、武器などの展示もあり、戦国時代や江戸時代の歴史を学ぶことができます。
2. 有馬温泉
有馬温泉は、古くから栄えた温泉地で、日本書紀にも記された歴史ある温泉地です。聖徳太子が開創したと伝わる「極楽寺」、有馬温泉の歴史を紹介する「神戸市立太閤の湯殿館」など、歴史スポットを巡るのもおすすめです。
3. 明石市
明石城を中心に城下町として古くから栄えた港町。日本の時刻の基準となる東経135度日本標準時子午線上に位置し、「時のまち」としても知られています。万葉の歌人である柿本人麻呂が残した歌の石碑や平安時代中期の歌人・紫式部が描いた源氏物語に登場する風景など、日本の歴史にゆかりのある史跡が多く残されています。
郷土料理とお酒

海も山もある兵庫県。個性あふれる郷土料理がたくさんあります。代表的な郷土料理を紹介します。
1.明石焼
明石市の郷土料理で、小麦粉・じん粉(小麦でんぷん)・卵とだし汁を混ぜた生地にタコを入れ、銅板の上で焼いたもの。焼いた後は、四角の板の上のせ、つけ汁につけていただきます。見た目はたこ焼きに似ていますが、主原料が小麦粉だけ、そしてソースをかけて食す大阪名物「たこ焼き」とは異なります。
2.神戸ビーフステーキ
鉄板の上で但馬牛(たじまうし)を焼き、塩とこしょうで味付けし、ステーキソースや辛子でいただく「神戸ビーフステーキ」。
アメリカのオバマ大統領が、2009年の来日した際、神戸ビーフをオーダーしたことでも知られています。海外でも知名度が高いメニューです。
3. 播州手延べそうめん(ばんしゅうてのべそうめん)
兵庫県南部の播州地方で作られている手延べそうめん。コシがあり歯切れの良い食感でゆでのびしにくいことが特徴です。兵庫県手延素麺協同組合が有する高級手延素麺の商標「揖保乃糸」で知られています。
4.日本酒
兵庫県は、日本酒を日本で最も多く生産している場所としても知られています。「酒米の王様」と呼ばれる酒造好適米のイネの品種「山田錦」の日本一の産地でもあり、広大な平野と六甲山系から湧き出る豊かな水源に恵まれた、日本酒造りの地としても知られています。県内には、9つの酒造組合があり、蔵元の数は87もあります。地域によって味や飲み口が異なり、その違いを楽しむのも楽しみのひとつ。
兵庫県までの交通手段
東京からのアクセス方法
兵庫県には、新神戸駅(東海道・山陽新幹線)、西明石駅・姫路駅・相生駅(山陽新幹線)の4つの新幹線停車駅があります。新神戸駅は、東海道・山陽新幹線があり、中心地の三宮エリアはJRや私鉄各線が乗り入れているため、県外からのアクセスも便利です。
鉄道の場合は、東京駅から新幹線で新神戸駅へ。三宮駅までは地下鉄を利用しましょう。
航路の場合は、羽田空港から神戸空港への直行便もあります(所要約1時間15分)。東京駅八重洲南口から三宮までの夜行バスも運行しています(所要約9時間40分)
・鉄道(一例)
東京駅―JR新幹線のぞみー新神戸駅―神戸市営地下鉄西神・山手線―三宮駅
所要時間:約3時間10分
料金:約15,000円(片道・自由席)
・飛行機(一例)
羽田空港―神戸空港
所要時間:約1時間10分
料金:約15,000円~
・夜行バス(一例)
東京駅八重洲南口→三宮バスターミナル(西日本JRバスの場合)
所要時間:約9時間40分
料金:約5500円
大阪からのアクセス方法
大阪エリアから兵庫県へはアクセス便利。神戸(三宮)、姫路、淡路島など目的地に合わせて、アクセス方法もさまざま。
神戸(三宮)エリアへ
・鉄道(一例)
大阪駅―JR神戸線新快速ー三ノ宮駅
所要時間:約25分
料金:約420円
姫路エリアへ
・鉄道(一例)
大阪駅―JR神戸線新快速ー姫路駅
所要時間:約1時間2分
料金:約1,460円
淡路島エリアへ
・鉄道(一例)
大阪駅―JR神戸線新快速―三ノ宮駅―高速バス・神姫バス・かけはし号ー洲本高速バスセンター
所要時間:約2時間15分
料金:約2,700円
神戸空港からのアクセス方法
・鉄道(一例)
神戸空港駅―神戸新交通ポートアイランド線―三宮駅
所要時間:約32分
料金:約340円
・バス(一例)
神戸空港―神姫バスー地下鉄三宮駅前
所要時間:約21分
料金:約340円
兵庫県の春(3〜5月)
寒暖差がありますが、晴れた日は、日中は過ごしやすく、観光ベストシーズンです。
- 3月:9.7度
- 4月:17.5度
- 5月:19.2度
3月は、平均最高気温は13.4度、平均最低気温は6.3度と、暦では春ですが、朝晩を中心に肌寒さを感じる日が多くあります。3月下旬になると、桜が開花しはじめます。屋外を観光する際は、3月上~中旬は、厚手の上着が必須です。下旬になると薄手のコートで。朝晩は冷えこむので、マフラーがあればなお安心です。
また花粉症が本格化するシーズンなので、花粉症の人はマスクを忘れずに。
4月は、平均最高気温は21.3度、平均最低気温は14.1度と、3月に比べてぐんと暖かくなります。4月上旬は桜が満開に。姫路城の桜が有名です。日中は、上着を脱いでも快適な日もありますが、カーディガンや薄手のジャケットは持ち歩きましょう。
5月になると、平均最高気温は23.2度、平均最低気温は15.5度。朝晩の寒暖差もなくなり、日中は半そでで過ごせる日も少しずつ増えていきます。暖かいとはいえ、朝晩や日陰は冷えることもあるので、パーカーやカーディガンなど防寒具も持ち歩くと安心です。日差しが強い日が増えるので日焼け止めや帽子など紫外線対策も忘れずに。
春に訪れたいおすすめスポット

1.姫路城の桜
世界文化遺産に登録された姫路城は桜の名所としても知られています。三の丸広場の桜並木や、西の丸庭園のソメイヨシノやシダレザクラは見事です。
2.兵庫県立公園あわじ花さじきの花畑
3月~4月中旬にかけて、菜の花、ムラサキハナナなどの花畑が一面に広がります。4月下旬になるとアイスランドポピーが満開となります。鮮やかな色彩の花がこんもりと咲く春らしいキンギョソウは、5月中旬~6月中旬に見頃を迎えます。
3.六甲山で新緑ハイキング
神戸のシンボル六甲山。六甲山は阪神間の市街地のすぐ北に横たわる山で、南麓には阪急、阪神、JR、北麓には神戸電鉄があり、駅を起終点にハイキングができるコースがたくさんあるのが魅力です。初心者向けのハイキングコースから本格的なコースまで、様々な登山ルートが楽しめます
春のおすすめイベント
1.チューリップまつり2025
兵庫県加西市にある「兵庫県立フラワーセンター」で開催されるイベントで、300品種14万球のチューリップが園内各所に咲き誇ります。
2.神戸市立王子動物園の夜桜通り抜け
春には可愛いどうぶつと美しい桜を同時に楽しめる「神戸市立王子動物園」。期間中は園内の桜並木が美しくライトアップされ、幻想的な桜のトンネルの通り抜けができます。
兵庫県の夏(6〜8月)
本格的な夏のシーズン。湿気が高く、じめじめと感じる日も多くあります。特に7~8月は水分補給を忘れずに、帽子サングラスは必需品です。
- 6月:23.5度
- 7月:29度
- 8月:30.2度
6月は、平均最高気温は26.9度、平均最低気温は20.6度と、気温上は、快適な温度に見えますが、湿度が高い日が多く、体感温度は実際の温度より高く感じる日もあります。服装は半そでや薄手のシャツでOK。雨が降ると冷えることもあるので、撥水パーカーやレインコートがあると安心です。
7月は、平均最高気温は32.1度、平均最低気温は26.6度。最高気温が30度を超える日が多くなります。7月中~下旬に梅雨が明けるといよいよ本格的な夏の季節。晴天の日が多くなりますが、突然雨雲が来てゲリラ豪雨になることもあります。6月同様、半そででOK。リネン素材など通気性のよい素材を選ぶとよいでしょう。肌にふれる下着は速乾・吸汗素材を選びましょう。帽子・日傘・サングラスで日差し対策を。
8月になると、平均最高気温は34.5度、平均最低気温は27.5度。1年のうちで最も暑い夏の季節です。猛暑日も増え、熱中症に注意が必要です。都市部は夜も気温が下がらないヒートアイランド現象で夕方から翌日の朝にかけての最低気温が25℃以上になる「熱帯夜」の日も増えます。「涼しく・軽く・風通しがよい」服を選ぶのが基本。ワンピース、短パンなど足元も軽やかにしましょう。また、ハンディ扇風機、うちわなどを持ち歩くと活用できます。
夏に訪れたいおすすめスポット

1.六甲山で避暑
標高931mの六甲山上は、街中より約5度涼しく、市街地から気軽にアクセスできる避暑地として人気です。夕方以降に夜景目的で訪れるのもおすすめです。
2.城崎温泉で浴衣で外湯巡り
夏の風物詩「浴衣」を着用して、外湯巡りを。「浴衣が似合う街」といわれています。例年、7月下旬~8月中旬の平日、ライトアップされた大谿川を背景に花火が夜空を彩ります。
3.サファリリゾート姫路セントラルパークのプール
西日本最大のリゾートプールがあります。流水プール、渚プール、ウォータースライダーなど1日いても楽しめます。
夏のおすすめイベント
1.芦屋サマーカーニバル
兵庫県芦屋市で開催される夏まつりイベント。市民パフォーマーによるステージ演目、市民広場と縁日、そしてフィナーレには花火が打ち上がります。
2.Kobe Love Port・みなとまつり
メリケンパークで開催される夏まつり。祭りを盛り上げるダンスやライブステージ、昔懐かしい屋台グルメのほか、参加型の水かけ祭りやマリンカーニバルなど催しが目白押し。
3.城崎温泉ふるさと祭り
城崎温泉街を流れる大谿川沿いに、かき氷やアイス、たこ焼きなどの軽食グルメやヨーヨー釣り、スーパーボールすくいなど、約40軒の露店やキッチンカーが並びます。7月下旬から平日、毎日打ち上がる花火ですが、この日は特別バージョンになります。
兵庫県の秋(9〜11月)
兵庫県の秋は、暑さが和らいで過ごしやすい旅行ベストシーズン。神戸や姫路などの南部エリアは穏やかな日が続きますが、六甲山・丹波などの山間部は少し涼しく感じることもあるかもしれません。
- 9月:28.6度
- 10月:22.5度
- 11月:15.4度
9月は、平均最高気温は32.2度、平均最低気温は26.1度。暦の上では、秋ですが、まだまだ暑い日が続きます。服装は8月と同様、Tシャツ、短パンでOK。日差しもまだ強いので、帽子や日焼け止めは必須です。
10月は、平均最高気温は25.7度、平均最低気温は19.7度。10月中旬になると、徐々に秋を感じる日が増えます。都心部では紅葉はまだまだ先ですが、山間部では紅葉シーズンに。長袖、長ズボンをベースに、脱ぎ着できるカーディガンなどが役立ちます。
11月は、平均最高気温は18.7度、平均最低気温は12.2度。本格的に秋のシーズン。日中は、セーター長ズボンに、コートやジャケットを。朝晩は冷え込むので、マフラーやストールが活躍します。11月下旬になると、街中でも紅葉が始まります。空気が澄む遠くの山々が美しく見えます。
秋に訪れたいおすすめスポット

1.六甲山の紅葉
紅葉スポットとして人気の六甲山。紅葉目的なら、ぜひ「六甲有馬ロープウェー」に乗りましょう。裏六甲の山谷を見下ろす形で、紅葉観賞できます。例年の見頃は11月上旬~下旬。
2.丹波篠山で紅葉・味覚狩り
紅葉スポットとしても人気ですが、丹波栗や黒大豆などが収穫期を迎え、秋グルメを楽しめるのも魅力です。「高蔵寺」、「文保寺」、「大国寺」の三山を巡る「もみじ三山めぐり」も開催されます。
3.淡路島で味覚狩り
淡路島フルーツ農園や古川農園などで、ブドウ狩り、ミカン狩り、サツマイモ堀り、栗拾いなどを楽しめます。ハイシーズンは込み合うので、事前予約がおすすめです。収穫後、園内では食べ放題に、持ち帰りはキロ数に応じて支払うプランが一般的です。
兵庫県の冬(12〜2月)
本格的な冬のシーズン。神戸市など、瀬戸内海側は気候的には「瀬戸内海式気候」にあたるため、冬でも比較的暖かく、大阪や京都と比較しても平均気温は少し高めです。一方、但馬地方など日本海側では雪が降ることもあります。
- 12月:8.6度
- 1月:7.3度
- 2月:8.7度
12月は、平均最高気温は12.2度、平均最低気温は5.7度。10度を下回る日もあり、冬本番。厚手のコートやダウンジャケットが必要です。
1月は、平均最高気温は10.8度、平均最低気温は4.1度。冬本番。引き続き、寒い日が続きます。保温性インナーにセーターやカーディガンを重ね着するなど防寒対策を忘れずに。
2月は、平均最高気温は12.1度、平均最低気温は5.6度。まだまだ寒い日が続き、西高東低の冬型の気圧配置になる日が多いため、空気が乾燥します。リップクリームやハンドクリームを持参すると安心です。またホッカイロ、手袋、マフラーは必須です。
冬に訪れたいおすすめスポット

1.六甲山スノーパークでスキー
関西でも有数のスキー場。雪ぞり・雪あそび専用のゲレンデ「スノーランド」があり、子供でも楽しめます。ゲレンデは比較的緩傾斜なので、初心者にもおすすめです。
2.神戸ルミナリエでライトアップ観賞
神戸市の旧居留地で開催されている冬のイベント。2025年は1月24日~2月2日に開催されました。日没前後から21時30分まで開催されm「光の壁掛け・スパッリエーラ」が展示される東遊園地、「光の看板作品」などが展示される旧外国人居留地、「光の回廊(延長79m)」と玄関作品「フロントーネ(幅51m)」などが展示されるメリケンパーク(有料)などが会場になります。
3.姫路城のライトアップ
11月下旬~2月下旬にかけて、姫路駅前から姫路城前までの大手前通り、大手前公園などはイルミネーションで彩られます。昨年は25万球のLEDが装飾されました。雪が降ることがあれば、雪化粧をした姫路城を眺めることができますよ!
【エリア別紹介】「神戸エリア」観光スポット

兵庫県観光における一大拠点。異国情緒が漂う北野・異人館の街と共に、神戸らしさが広がるメリケンパーク、そして豊かな自然や酒蔵の町並み、さらには歴史ある温泉地など、魅力がたくさん。
北野異人館
神戸開港時に外国人居住地として栄えた北野異人館エリア。重要文化財に指定されている「風見鶏の館」や「萌黄の館」など、レトロな洋館巡りを楽しんで。
神戸ベイエリア
港町・神戸のシンボルともいえるエリア。神戸港周辺の公園「メリケンパーク」と買い物やグルメが楽しめる大型施設「神戸ハーバーランド」があります。展望タワー「神戸ポートタワー」や「モザイク大観覧車」もぜひ訪れて。
南京町
横浜、長崎と並んで日本三大中華街として知られる中華街。南北約110メートル、東西約270メートルのエリア内に、多くの飲食店や土産物店が軒を連ねています。豚まんなど、気軽に食べられるテイクアウトグルメも充実しています。
【エリア別紹介】「有馬温泉・六甲山エリア」観光スポット

日本三古泉のひとつとして知られる関西の奥座敷「有馬温泉」、天空の楽園「六甲山」があるエリア。三宮からアクセスが良いのも魅力です。
有馬温泉
褐色の名物湯「金泉」と、無色透明な「銀泉」の異なる泉質を持つ湯が楽しめます有馬温泉。名湯につかるだけでなく、昔ながらのレトロな街並みが魅力の温泉街を散歩するのも楽しみのひとつです。湯上りにおすすめのレトロなカフェもありますよ!
六甲山
神戸タウンから車ならば約30分とアクセス抜群のエリア。にもかかわらず、緑豊かな高原リゾートとして知られ、羊やヤギが暮らす「神戸市立六甲山牧場」、大型アスレチック施設「六甲山アスレチックパークGREENIA」、神戸の夜景が見事な「六甲山天覧台」などがあります。
【エリア別紹介】「丹波・篠山エリア」観光スポット

波市、丹波篠山市からなるエリア。丹波篠山は、旧丹波国の中心として栄え、今でも風情ある街並みが広がり、古民家を利用したお店もあり、レトロ散歩が楽しめます。
丹波篠山城下町
当時のまま残る堀や石垣がある「篠山城跡」や昔ながらの商家が立ち並ぶ「河原町妻入商家群」など、見どころがたくさん。城下町の名残が残る街並み散策を楽しめます。丹波の黒豆や栗などの特産品はぜひお土産に。
丹波焼の里・立杭(たちくい)
日本六古窯のひとつ、丹波焼で知られる立杭。窯元が点在しているので、焼き物探しを楽しめます。
【エリア別紹介】「淡路島エリア」観光スポット

兵庫県の最南端、瀬戸内海に浮かぶ「淡路島」。花畑や海鮮や淡路牛などのグルメも楽しめます。
兵庫県立公園あわじ花さじき
淡路島北部にある広大な公園。春は菜の花、夏はひまわり、秋はストックなど、四季折々さまざまな花が咲き乱れます。標高約300mの頂上部からは、明石海峡大橋や神戸、大阪、関西国際空港まで大パノラマを望むことができます。
【エリア別紹介】「姫路エリア」観光スポット

世界遺産・姫路城を拠点としたエリア。姫路を拠点に明石城がある「明石エリア」、歴史めぐりが楽しめる「赤穂」など日帰りで楽しめる観光スポットもあります。
姫路城
白鷺城ともよばれる白亜の名城。江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、世界遺産や国宝にも指定されています。特に、地下1階から地上6階の7階建てで各フロア見どころ満載の「大天守」は必見です。
【エリア別紹介】「城崎温泉エリア」観光スポット

日本海沿いには、城崎や湯村などの温泉スポットがあります。雲海で知られる「竹田城」があるのもこのエリア。松葉ガニ(11月上旬から翌3月中旬まで)や出石皿そば(いずしそば)など名物グルメを堪能するのもおすすめです。
城崎温泉
平安時代以前から知られる歴史ある温泉。7つの外湯があり、外湯巡りが醍醐味。石造りの太鼓橋がかかる川と柳並木は、城崎温泉のシンボルともいえる撮影スポットです。
竹田城
天空の城として知られる竹田城。晩秋のよく晴れた早朝に朝霧することがあり、雲海に包まれた幻想的な姿が有名です。
兵庫県で食べるべきグルメ
神戸エリア
神戸ビーフ
世界に知られる高級和牛。兵庫県産但馬牛のなかで厳格な基準を満たした牛肉です。ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶなどでいただきます。肉の「甘み」と「香り」があるのが特徴です。
そばめし
ソース焼きそばとご飯を細かく刻んで混ぜて炒めたB級グルメ。神戸市長田区にあったとあるお好み焼き店が、冷やご飯と焼きそばを一緒に鉄板で温めたのが始まりとされています。
神戸スイーツ
モロゾフなど全国に知られる有名菓子ブランドが多くある神戸市。自国の味やその技術を広めようとした神戸市に住む外国人、そして、洋菓子づくりに魅了された日本人によって、全国的にも有名なスイーツの街として知られるようになったのです。
中華街グルメ
日本三大中華街のひとつである神戸中華街のグルメ。豚まん、小籠包、角煮マン、北京ダックなど、気軽に食べられるメニューを楽しんで。
明石・播磨エリア
明石焼
兵庫県明石市の郷土料理。上記参照。
明石鯛・鯛めし
天然明石鯛を1尾丸ごと使用する贅沢な鯛めしです。鯛の旨味がしみこんだご飯に、たっぷりのほぐした身をまぜていただきます。
丹波・篠山エリア
丹波黒豆
丹波地域で生産される黒豆のブランド。お正月に欠かせません。古くから丹波地域で栽培され、幕府や宮中へ献上されたほか、年貢を黒豆で納めた記録が残っています。煮豆や黒豆パンに。
ぼたん鍋(イノシシ鍋)
丹波篠山市の郷土料理で、猪肉と野菜を白と赤の合わせみそ仕立てのだし汁で煮込んだ鍋料理です。主に冬に、おもてなし料理として提供されます。
淡路島エリア
淡路牛
兵庫県淡路島で飼育されている和牛の総称。特に、その中から厳しい基準をクリアにした牛だけが「淡路ビーフ」と名乗ることができます。
玉ネギ料理
日本を代表する玉ねぎの産地・淡路島の「淡路島たまねぎ」。やわらかくて甘みたっぷりで甘みが強いのが特徴です。スープやカレーなどでいただきます。
姫路エリア
姫路おでん
一般的には辛子をつけて食しますが、姫路おでんは生姜醤油をかけていただきます。おでんの具は牛すじの他、大根、卵、こんにゃく、ちくわなど。
姫路ラーメン
兵庫県姫路市を中心に加古川市、播磨地域エリアなどで食べられている姫路ラーメン。鶏ガラ醤油系が多く、あっさりめ
兵庫県のお土産
定番・全国的に人気のお土産
神戸風月堂(神戸)
神戸を代表する洋菓子ブランド 株式会社神戸風月堂の看板商品「ゴーフル」。直径15cmほどの丸いウエハースの間に、バニラ、ストロベリー、チョコレート風味のクリームをサンドしたもの。地口に入れると生地とクリームがスーッと溶けていくのが魅力です。
モロゾフ(神戸)
同じく神戸を代表する洋菓子ブランド「モロゾフ」を代表するロングセラー商品「デンマーククリームチーズケーキ」。デンマーク産クリームチーズのコクを、絶妙なレモンの風味で引き立てたチーズケーキです。シンプルでありながらも、奥行きのある味わいが人気の秘密です。
洋菓子・おしゃれ系
アンリ・シャルパンティエ(芦屋)
本店が芦屋にある日本の洋菓子ブランド。バターとアーモンドの素材・製法にこだわり、丁寧に仕上げた焼き菓子「フィナンシェ」も人気。
PATISSERIE TOOTH TOOTH(神戸)
神戸にある洋菓子店。タルトなどのケーキ類、フィナンシェ、マドレーヌなどの焼き菓子が人気。
そのほか
淡路島の玉ねぎスープ・ドレッシング
淡路島産の玉ねぎを使って作られたスープやドレッシングはお土産におすすめ。甘みが強いのが特徴です。
但馬牛のレトルトカレー
但馬牛が入ったカレー。気軽にコクがありマイルドなカレーを楽しめます。
たこせんべいの里のおせんべい
兵庫県淡路市にあるせんべいの製造・販売施設で販売しているおせんべい。たこ・えび・いかなどの素材をベースにしたオリジナルのおせんべいです。
播州織グッズ(西脇市)
兵庫県西脇市を中心とした北播磨地域で生産される伝統的な先染め織物「播州織」。木綿を主原料としており、色とりどりに染めた糸で色柄を織り出すのが特徴です。ハンカチやトートバッグ、ストールなど。
有馬温泉の炭酸せんべい
小麦粉、砂糖、でんぷん、食塩、重曹などを原材料とした伝統あるせんべいです。パリッと軽く素朴な味わいです。
兵庫県に行く際の便利なアドバイス
交通アドバイス
1.神戸・姫路・宝塚などはJR または 阪急・阪神電車でアクセス良好!
元町・三宮といった神戸市の中心エリアは、JR・阪急・阪神・地下鉄が通っており、アクセス便利。姫路や赤穂方面へはJR新快速を利用しましょう。
2.淡路島へは車が便利
高速バスでもアクセスできますが、島内の移動はレンタカーが便利。バスもありますが、本数が少ないです。
3.ICOCAやSuicaを利用して
電車・バス・一部の観光施設や飲食店ではICカードに対応しています。混雑した駅などで、券売機で毎回、乗車券を買わずに、改札を通過でき、快適&便利です。カード式のSuicaは、発行が一時中止されているため、新規でSuicaを作るのであれば「モバイルSuica」の登録が必要です。
エリアに関するアドバイス
1.兵庫県はエリアごとに違いがある
日本海側に面した城崎温泉などの北部エリア、太平洋側に面した淡路島のある南部エリア、姫路城のある西側、宝塚・伊丹のある東側…と、エリアによって、気候・風土、そして雰囲気が異なります。周遊する場合は、事前に、訪問エリアの気候を確認しておき、服装選びは慎重に。
2.冬期は北部で雪の可能性あり
丹波や但馬、特に城崎方面は冬に雪が降ることも。レンタカーを使う場合はスタッドレスタイヤで!
観光をもっと楽しむコツ
1.お得なきっぷをうまく活用
周遊する場合は、「Kansai WIDE Area Excursion Pass」や「神戸市営地下鉄1日乗車券」など、割引きっぷがお得&便利。六甲・有馬周遊券には、「六甲・有馬片道乗車券」や「有馬・六甲周遊1day・2dayパス」などもおすすめです。
2人気観光スポットは「朝一番または夕方」がねらい目!
姫路城、南京町、六甲山展望台など観光人気スポットは、週末や祝日の日中は混雑することも。人混み避けたいなら、朝一番または夕方以降など、時間をずらすのがおすすめです。
兵庫県の魅力をまるごと楽しもう!
兵庫県は神戸だけでなく、エリアごとに、おすすめの観光スポットや郷土料理、そして逸品がたくさんあります。大阪から日帰り圏内なので、アクセスがよいのも魅力です。ぜひ一度足を運んでみて!
※本記事の情報は2025年3月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
約20年、旅行ガイドの編集・出版に携わってきた日本人トラベルライター。大学卒業後、出版社にて約10年、旅行ガイドの編集・出版に従事。パリ、台湾、などの海外取材、国内は北海道、九州などの取材も数多くこなす。その後、中国・広州に2年ほど駐在妻として暮らし、現地メディアにて経済・旅行ガイド記事で執筆等を担当。帰国後は、ウェブメディアにて編集・執筆を経験。インバウンド、アウトバウンド両方の旅行ガイドの記事制作に携わってきたことが強み。中国政府認定の中国語能力試験HSK6級(最高級)、実用フランス語技能検定試験準1級、英語検定準1級取得。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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