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2018年、渋谷の日(4月28日)にオープンしたMAGNET by SHIBUYA109。スクランブル交差点の目の前にあるファッションビル「109MEN'S」が、新しく生まれ変わった。その大きな目玉は、渋谷のスクランブル交差点が一望できる屋上部分「MAG’S PARK」内の「CROSSING VIEW、CROSSING PHOTO」だ。渋谷スクランブル交差点は、外国人観光客にも人気で、まさに東京では必見のスポット。今回は、そんなMAGNET by SHIBUYA109の見どころを徹底紹介しよう!
MAGNET by SHIBUYA109とは?

ファッションビル「109MEN'S」が大規模なリニューアルによって生まれ変わったのが、「MAGNET by SHIBUYA109」。2019年春までに、段階的にリニューアルするプロジェクトの第一弾として、屋上部分と7階がこの春に新装オープンした。「シブヤのシゲキ。渋谷カルチャーの復権」というコンセプトのもと、私たちの感性をより刺激するような、さまざまな体験やサービス、商品をそろえている。エンターテインメント性あふれる内装や、ここでしか楽しめない食のスポットやイベントなども盛りだくさんだ。これまでの10代~20代の若い男性だけではなく、新しい文化や流行に感度の高い、他の年代の男女や外国人にもターゲットを広げている。
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渋谷のスクランブル交差点を見るならココ!「CROSSING VIEW」
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そんなMAGNET by SHIBUYA109の一番のおすすめといったら、なんといってもココ。屋上から、渋谷スクランブル交差点を一望できるCROSSING VIEWだ。2018年8月現在無料開放中だ。スクランブル交差点をこんなに間近で全体を見下ろすことができ、かつ屋外から写真が撮影できるという場所は、渋谷でも、唯一ここだけといっても過言ではない。駅近で、ドローンで撮影したかのような構図で撮影できる、絶好のロケーションだ。スペース内はすべてガラス張りだが、高さもさほど高くなく、手すりから下はワイヤーのフェンスになっているので、まったく圧迫感がなく、開放感と臨場感たっぷり。「交差点×人の動き」という、都会ならではの景色を存分に楽しめる。信号が変わると一斉に歩き出し、ぶつかることなくきれいに行き交う様子は、渋谷でしか味わえない「絶景」と言えるだろう。

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CROSSING VIEWは屋根のないオープンスペース。夏の日差しの強い時期や、雨天の場合は、気をつけよう。ただ、ここからの景色で特におすすめなのが、実は雨の日。交差点を行き交う人たちの様々な色柄の傘が、一斉に動いていく景色は圧巻で、人間が作り出す自然のアートにすら見えるという。雨が降っていても、入場は可能。ただし、展望台内は傘の持ち込みはNGです。でも券売機横でレインコートを販売しているので、ご心配なく。
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●入場料:2018年8月現在、無料開放中
※雨天もオープン。傘の持ち込みはNG。レインコート購入可(300円)。(雷、雪など悪天候の場合は中止の可能性あり)

夜の時間帯になると、ビルの夜景や車のライトで、また違った景色を楽しめる。この東京・渋谷の象徴的な景色が見られるこの場所は、観光客でなくとも一度は訪れて見ておきたいスポットだ。
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「CROSSING PHTO」で、世界で一枚しかない、オリジナルの写真を撮ろう!
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そしてCROSSING VIEW内にあり、ぜひ楽しんでほしいのが「CROSSING PHOTO」(1回100秒、1000円)。頭上の高い位置に設置されたカメラから、展望台とスクランブル交差点を一枚に収めることができる、Web連動のフォトサービスだ。

手元のスマートフォンで操作し、自分のタイミングでシャッターを切る。撮影時間は100秒間で、時間内であれば何枚でも撮影可 (最大で9~10枚程度)。写真もWebからダウンロードできる (Wi-Fiも完備)。
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時間内であれば何名で撮影してもOK。スクランブル交差点の歩行者信号が青になったタイミングや、車の通行量が多いタイミングにあわせてシャッターを切るのがおすすめとのこと。夜には展望台の円の部分にスポットライトが当たるので、また幻想的なショットも撮影できる。オリジナルポーズで、世界で一枚だけのオリジナルフォトを楽しもう。
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●撮影:1000円 (CROSSING VIEWの入場料は+CROSSING PHOTO撮影料1回)
●チケット購入方法:1階、または屋上に設置している券売機で入場券を購入 (事前購入不可)。詳細は、現地スタッフへ。
休憩スポットとしてもオススメ!屋上エリアの「MAG’s PARK」

渋谷の喧騒を感じずに、ビルの屋上から道を歩く人々眺めつつ、屋外でアートを楽しみたいなら「MAG’s PARK」。CROSSING VIEWと同じ屋上エリアだが、こちらは無料で誰もが利用できるスペース。これまで、一般解放されていなかった屋上部分に約20席ほどのテーブルを設け、休憩スペースとしてはもちろん、改装前同様にイベントスペースとしても活用できる。壁面には、国内外で活躍するアーティストが描いた作品で彩られている。

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おしゃれなフードフロア7階のMAG7(マグセブン)
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MAGNET by SHIBUYA109で注目すべき食のエリアが、7階のMAG7。このエリアのテーマは、食と音楽とアートの融合。インダストリアルな内装や、奥のDJブースなどは、まるでクラブを思わせるようなおしゃれな空間だ。この7階のフードエリアには、MAGNET by SHIBUYA109でしか食べられない、カジュアルで美味しいお店ばかりが集まっている。いろいろなお店でテイクアウトして一度に何品か揃え、楽しんでみて!

日本初上陸!ここでしか味わえない人気のハンバーガー「FATBURGER」

中でも、今回紹介したいお店の一つが、日本初出店、アメリカ・ロサンゼルスで誕生した老舗ハンバーガーショップが「FATBURGER」。同店の売りは、ジューシーでボリュームのあるお肉!しかしその見た目に反して、通常は40%程度あるハンバーガーのパテの脂肪分20%以下に抑えられており、赤身がたっぷりで実はヘルシー。 ボリュームたっぷりでありながら、さっぱりと食べられるというのも魅力だ。またスタッフの方の明るく元気な接客や、スタッフ同士が注文のやりとりをするコミュニケーションもエンターテインメントのひとつとして楽しめる。このコミュニケーションを重視する接客スタイルは、創業者であるご夫婦が「たった二人でやっているのだから、なんとかうまく、楽しくやっていきたい」という想いからはじまったものだそうで、それを今も受け継いでいるのだとか。
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お店一番の人気メニューは、ダブルバーガーのチーズトッピング+ポテトセット (1,380円、税別)。今回、スタッフの方に聞いた、知る人ぞ知る裏情報を特別にご紹介しよう。それは、具材のカスタマイズ。バーガーの基本の具材は決まっているものの、苦手なものを外したり、好きな具材の量を増やしたりするカスタマイズは、無料で対応OK。なお、現在、「FATBURGER」では、お店のLINEにお友達登録をすると「ソフトドリンク飲み放題」という太っ腹な企画も開催中。期限は今のところ未定ということなので、今のうちにチェックしておこう (予告なく終了の可能性あり)。また、ここのミルクシェイク (800円) は、注文が入ったらその場でアイスをスコープしてから作るというこだわりぶり。夏に最適のスイーツとして、人気が出ること間違いなしだ。
昔ながらのフルーツパーラーの味を再現!渋谷パーラー
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そしてもうひとつのおすすめが、フルーツパフェやパンケーキなど、フルーツを使ったスイーツやドリンクが思う存分楽しめる「渋谷パーラー」。パフェやホットケーキが気軽に食べられるという、日本の昔懐かしいパーラーの要素を取り入れながら、フルーツ盛りだくさんで写真映えするメニューやおしゃれな内装という、まさに伝統×現代のコラボレーション。
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人気はこちらの季節のミックスフルーツガーデンパンケーキ (1,480円、税別)。最近流行りのふわふわスフレ系ではなく、昔のパーラーで出されていたふんわりとしたふくらみでしっかりした生地で食べ応えがあるタイプ。中はフワフワで、絶妙な味わい。あっさりと飽きのこない生クリームとフルーツの相性もばっちりだ。王道のミックスパフェも人気で、季節ごとに旬のフルーツがふんだんに使われており、見た目も豪華。アフタヌーンティー (2,800円、税別) やミックスフルーツパンケーキタワー (3,800円、税別) など、複数人でシェアできるデザートもグループにはおすすめだ。
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フードメニューももちろんだが、もうひとつのおすすめポイントは、その内装と窓際の席。色鮮やかな花やフルーツのモチーフがあしらわれたシャンデリア風の電球は、なんともかわいらしい。そして、窓のカウンター席からは、スクランブル交差点を見下ろしながらスイーツを楽しめる。日中の人が多い時間や夜景の時間はもちろんだが、当然、人気の席なので、どうしてもという方は、並ぶ覚悟で挑戦してみてほしい。
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スイーツ以外にも、フルーツドリンクやパスタ、アルコールもそろっているので、甘党ではない方でもOK。開放的な店内は、男性女性問わず一人でも入りやすい雰囲気なので、フルーツを堪能したくなったら迷わず渋谷パーラーへ!

渋谷の象徴であるスクランブル交差点の新しい観光の形として、また新しい文化や流行の発信地として、まだまだ進化が止まらないMAGNET by SHIBUYA109。これからどんなカルチャーを発信してくれるのか、渋谷の新たなホットスポットとしてますます目が離せない!
※価格は特記以外、税込みです
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MAGNET by SHIBUYA109
- 住所 〒150-0041 東京都渋谷区神南1-23-10
- 電話 03-3477-5111
CROSSING VIEW
営業時間:11:00~23:00 (※最終入場22:30)
CROSSING PHOTO
営業時間:11:00~23:00 (※最終入場22:30)
入場料金:1,000円
7階飲食店
営業時間:11:00~23:00
元日を除き、年中無休
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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